1999年06月吉日公開開始 |
2012年4月27日更新 |
IH(インダクションヒーター)を使用中の皆様にへ
電気料金
削減を提案!
誘導加熱炉のスキッドレールを、カブマツのパイプスキッド式に切り換える事で、
可能に成るかも知れません。
↑この誘導加熱炉(インダクションヒーター)は、
以下の改造により省エネ化を行いました。
(↑クリックすると詳細が見れます↑)
元々、このコイルは、上記の様な400KW 55φ用の物でした〜
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コイルを耐火セメントで固めて、スキッドレールを使用していた物ですが、
パイプスキッドを使用する事で、以下の用に改造する事が出来、
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つまり400KW 65φ用のコイルに成りました。
(↑クリックすると詳細が見れます↑)
通常65φ用コイルの内径は、120φ、
55φ用コイルの内径は105φであり、
断面積が小さい分、これを使用する事で、
原単価を、100%とした時、
概略計算上≒10%程、使用電力が低く成り、
スキッドレールの無効電力も5%程無く成る分を足すと、
15%近い省エネが達成出来た事に成ります。
ワンランク下のコイルを、流用する事で、
可也安く改造する事が出来た訳ですが、
皆様方のインダクションヒーターでも、
検討出来る物が有るかも知れませんね。
***省エネIHパイプ*** インダクションヒーター用、パイプスキッドについての解説 熱間鍛造のコストダウン、特に電力費用の削減を、 検討中の皆様、朗報ですよ〜 遂に、カブマツが本腰を入れ、このパイプの全国販売を開始します!! |
当社の耐火パイプは、熱間鍛造用スキッドレールレスインダクションヒータ― (誘導加熱炉)専用として、昭和62年から実績が有り、 平成2年には、既に特許の実施例で公開済みです。 |
さて、 |
従来からのインダクションヒーターは、 コイル保護にアルミナ質のパイプや耐火セメントを使用している為、 加熱する材料を、直接接触しながら移動させた場合必ず摩耗し、 コイルが露出した瞬間、使用不能に成ります。 したがってこれを防御する為に、 金属製のスキッドレール(水冷式、水冷無式)が必要になります。 ところがこのスキッドレールも、金属製である為、 通電する事から、これら関係の無い保護材も誘導加熱される訳です。 そして、この電流事を、無効電流とよびます。 スキッドレールは、無垢材を利用した水冷無しタイプの場合、 いくら耐熱鋼を使用していても、高温での消耗は免れなく、 また水冷式の場合は冷却した分、 常に電気が(温度が抵く保たれるので電気抵抗が低く保たれる為)流れます。 そして加熱する材料にも密着している為、その部分の熱も奪い 温度が低くなるので、いざ鍛造時、金型内の加熱材の、 動きが、ばらつく場合も有るようです。 カブマツのインダクションヒーター(誘導加熱炉)は、 パイプスキッド方式為、上記の様な事が無く使用できます。 |
皆さま方も、当社のIH専用パイプを使用し、 |
パイプスキッド方式を採用すれば、 実験を繰り返し強度のある材質を厳選している為、 アルミナ質のパイプや耐火セメントの代わりに使用して、 加熱する材料を、直接接触しながら移動させた場合でも摩耗しにくく、 スキッドレールを使わないので、上記の様な無効電流の作用も受けず、 しかもスキッドレール分、コイル性能を決める、磁束断面積を、小さくする事が出来る為 とても省エネ、エコに成ることは間違いありません。 |
例えば、カブマツの、 |
インダクションヒーターは、他社の60Φ用ビレットコイル改造の場合では、 エアーギャップを最適にする事で、 最高15%も電力量をダウンする事に成功した事例もあります。 スキッドレールレスでレールによる無効電力のカット、 またレール内の水の冷却や、 圧送の為のポンプの電力費等も見直せば更に・・・ カットされている・・・可能性があります。 |
パイプスキッドの変革 |
当社は創業から、 三井金属鉱業様(当時、東京高級炉材(TKR)様)製レアスーパーR20を、 WH炉、及びCT炉用の耐火チューブにして全国に販売しています。 余談ですが、上記の間接加熱炉開発実験当初、 当社故会長、TKRのK氏、兜i光のY氏の3名で、 パイプの破損するまでの目標性能(破損目標処理量)を決めた時、 φ70(内径φ50)の時、1列当たり150屯以上(1,200℃)と定めこれを満足出来たので、 製品として炉とともに広く公開販売をしたわけです。 インダクションヒータ―用は、 昭和62年 株式会社白井鐵工所様(郡山)、豊田通商様の要望で、 インダクションパイプスキッド方式用耐火チューブとして、 レアスーパーR20を咲電機株式会社へ支給する事から始りました。 当時、当社の創業時でもあり、積極的に自社製品開発を試みて居り、 新しい燃焼式加熱炉として、 「組み合わせ炉」を発明(現在だとハイブリット炉とでもいうのでしょう。) し、 順次特許等を出願中でした。 同時に、前処理部分に使用する誘導加熱炉部分のIHは、スキッドレールレスを公開。 その時あえて公開のみで、特許出願にしなかったのは、 (第1世代)レアスーパーR20でのパイプスキッド方式では、 寿命にまだまだ満足出来なかったからで、 将来、開発される新素材を採用する事で、発展は著しいと考え公開のみとしました。 予想通り(第1世代)は、 実験段階でも寿命が短く、2ヶ月〜3ヶ月しか持ちませんでした。 それは、レアスーパーR20は先述の様に、 WH炉、及びCT炉用の複列用(6列炉)の耐火チューブであり、 150屯程度のライフでは、この程度の持ちと言う事です。 インダクションヒーターは、主に単列の為、 この条件でも(6列分で)少なくとも900屯程度の耐久力が必要に成ります。 耐火チューブの肉厚を増やせば強度を増す事は出来ますが、 出来るだけ使用電力を削減しコイルの性能を上げる為には、 磁束断面積を、小さくする事が必数で有ることから、 各社コイル内径も小さくなる傾向にあり、 昨今出来るがぎり、コイル内面の保護材は薄くする必要が出てきました。 そして、24時間操業の炉を、出来るだけ長くノーメンテで使用するとなると、 耐火パイプの更成る強度アップが必要となる訳で、課題満載では有りますが、 あえて破損目標処理量4,000屯(1,200℃加熱)と高く設定し 以降、色々な材質で試す事になりました。 それからまもなく、東芝セラミックス鰍フパイプスキッド、 そして同社の常圧焼結SiC製のパイプスキッドも利用しました。 (第2世代) (これは、良かったのですが価格も良かった、、、、) その後PIH0364-29を開発し(第3世代)、テストを開始、これは、 強度コスト共に優れていて、60Φ材の評価テストにおいて、 24時間運転10ヶ月操業を記録して居りほぼ完成品と言えるでしょう。 (偶然にも概略計算では700Kg/h×24h×6日×4週×10ヶ月=4032屯となりました。) (第3世代)には同時に(第3世代-2)とも言うべき新素材テストも行っていいましたが、 見事に失敗しました。 金属との相性が良すぎ、特に鉄(Fe)との融和が強く、 1,150℃〜1,200℃で、熔損しました。 現在一般にSi-SiCと言われる物ですが、予熱部分は問題有りませんが、 加熱部分、均熱部分には使えませんでした。 さて、下の商品は、第4世代 材質PIH0364-56-02になります。 現在、加熱材料が60Φより大きな直径用として製造。 現在80Φ材料で、常に12ヶ月以上をマーク出来る事を目標にテスト中です。 60Φと80Φ材の単位長さ当たりの重量比は、≒1.777倍あり、 そうすると、パイプスキッドの厚みも単純に≒1.777倍 必要になる訳ですが、 コイル径は出来るだけ小さくする方が省エネになるのでそうも行きません。 そこで、新材質で強度を上げて、 更に、変心させる事で、もし摩耗する事が有っても、 長期間使用できる可能性が有るようにと工夫しております。 (パイプスキッド評価テスト中の様子です) この後も、第5世代、第6世代と研究中ですので、よろしくお願い致します。 |
何故カブマツなのか? |
カブマツは、 当社製、特許WH炉、他社製間接加熱炉の消耗部品である セラミックチューブ(三井金属鉱業製レアスーパー等) (インダクションヒーター専用パイプスキッドとは別物です)や、 窯業用の棚板(ネオスーパー)を、 日本中に供給して居ります。 当社製特許WH炉のガスや油焚きの場合、 外側より高温に加熱したセラミックチューブの中に、 直接ビレット素材を通すのが当たり前の使い方で有ります。 したがってインダクションヒーターの場合、 なぜ、スキッドレールを使用するのか不思議でなりませんでした。 摩耗に強い良いパイプが有れば必要無いとわかっていました。 唯、当社製特許WH炉は複列(平均6列)、 インダクションヒーターは単列で有るので、 先術にもあります通りパイプスキッドの摩耗に対する強度は、 最低でも6倍以上は、期待する必要があります。 また3直24時間操業のお客様もほとんどに成って来た頃なので、 さらに4倍、思い切って24倍以上、切り良く4,000屯を、 破損目標処理量として設定し実験を繰り返しました。 そして紆余曲折は有りましたが、幸運な事に、 インダクションヒーター専用パイプスキッドの開発できた訳です。 何故カブマツなのか? それは、出来るまで研究を続けたからでしょうか!! またこれからも続けて行きますので、応援お願いします。 |
省エネ=CO2削減 |
政府の方針でCO2削減は急務に成りました。 鍛造用インダクションヒーターをご使用の皆様方、 省エネコイルへ改造する等の手段を講じ事で、 電力費が少なく成ると同時に、CO2の削減も達成出来る可能性が有ります。 是非、ご検討ください。 |
ご用命は、 |
是非、株式会社 マツダまで、お問合せ下さい。 改造等も検討して居ります。 住所。 大阪府河内長野市小山田町5365-23 電話 0721-53-9444 |
(株)マツダのホームページへおいで頂、有難うございます。工場の事、実際に製造している物や仕事の内容など、出来るだけ詳しく説明させ頂きます。どうぞよろしく御願いします。
******************************** 尚、只今当社のホームページは、工事中の個所が沢山ありますが順次追加して行きますのでしばらくの間、我慢して御付合い下さい。 ******************************** 紫松窯のページへは、この入口からが早いです。
2012年4月27日UP |
住 所 大阪府河内長野市小山田町 5365−23 電 話 0721−53−9444 F A X 0721−53−9443 サンプル テキスト |
平成11年6月から[an error occurred while processing this directive]人目のお客様です。